また夢ンなるといけねえ

しがない男子大学生。新聞サークルの記者をしている。堺、六甲、西中島南方が生活の拠点。

読書録 2015年6月

遅まきながら、6月の読書録。
なお、今回から、特に面白かった本のみについて感想を書くこととします。

読んだ本の一覧は読書メーターをご覧ください。

来たる社会学の試験に備えて、課題図書を多く読んだ月でした。


ギデンズの『近代とはいかなる時代か?』では社会の際限ない拡大と、再帰性というキーワードで近代を開設しています。前近代では、伝統的社会秩序に基づく局所的なつながりしかなかったものが、技術革新によって時間・空間ともに際限なくつながりが拡大していく。その主たる例が貨幣制度や専門家のシステムであるわけですが。そんな状況において、「信頼」というものは、自分が不案内な分野においても原理であったり専門家の発言であったりを信用するという形で現れます。そして再帰性についていえば、ある対象に関する情報がその対象自体を変えてしまうという面白さ。社会学がはらむ性格を見事に言い得ています。かなり面白い。

今回は以上です。