また夢ンなるといけねえ

しがない男子大学生。新聞サークルの記者をしている。堺、六甲、西中島南方が生活の拠点。

雑文

涙について(1)

「泣いてる選手にコメント取りに行かなあかんのかな……」 キャップがつぶやいた。朝から続いた雨はいよいよ本降りになり、試合は七回終了後に中断。キャップと僕は球場三塁側のカメラマン席で、ツイート速報の文を打ち込みながら待機していた。多分雨はやまな…

松本人志と太田光

日野皓正事件への太田の批判 世界的なトランペット奏者の日野皓正氏が、東京都世田谷区教育委員会の体験事業として区内の中学生で結成された「ドリームジャズバンド」のコンサート中に、ドラムソロを叩き続けた男子生徒を制止し舞台上で往復ビンタしたのでは…

沖縄旅行録=3日目(29日)、最終日(30日)

サークルの旅行で8月27日から3泊4日の行程で沖縄を訪ねた。幹事が自由行動の時間を長めに取ってくれたこともあり参加者の中でも多少、訪問地は異なるが、僕は那覇市、恩納村、北谷町、名護市の4市町村を訪問した。僕の沖縄訪問は初めてである。 今回は…

沖縄旅行録=2日目(28日)

サークルの旅行で8月27日から3泊4日の行程で沖縄を訪ねた。幹事が自由行動の時間を長めに取ってくれたこともあり参加者の中でも多少、訪問地は異なるが、僕は那覇市、恩納村、北谷町、名護市の4市町村を訪問した。僕の沖縄訪問は初めてである。 今回は…

沖縄旅行録=初日(27日)

サークルの旅行で8月27日から3泊4日の行程で沖縄を訪ねた。幹事が自由行動の時間を長めに取ってくれたこともあり参加者の中でも多少、訪問地は異なるが、僕は那覇市、恩納村、北谷町、名護市の4市町村を訪問した。僕の沖縄訪問は初めてである。 今回は…

「慣れ」に勝る「性格」

引っ込み思案の内向きな人間がなぜか学生記者を続けているのだが、そういう性格が変わるわけではなくやはり今も対人コミュニケーションは苦手なままだ。特に対外的に電話をしなければならないときは、しばらくの逡巡・躊躇を経て、緊張しつつ意を決して受話…

後輩が突如消えた

最近、サークルの主力部員になりつつあった後輩の女子部員が突如、音信不通になった。部内のLINEグループから退会しているのに気付き、誤操作かと思って個人チャットを開こうと思ったらアカウントが消えていた。 我がサークルは9大学の新聞部の連合体と…

新着メールが待ち遠しかった時代

先日、ツイッターのフォロワーが「メールの問い合わせ」について触れていて懐かしさを覚えた。 つまり携帯電話のメールアプリは定期的に新着メールがサーバーにあるかどうかを確認し、ある場合はその旨を通知をするわけだが、その定期的な更新作業とは別にユ…

川は悪臭を放った

午後10時にアルバイトを終えて、大阪の土佐堀川沿いを歩いた。普段は盛り土の上に敷かれた道路から、夜の川を見下げるだけだが、気が向いて階段を降りて流れの間際まで近寄ってみた。親水護岸は青白い明かりに照らされ、東側には脚がオレンジにライトアッ…

「新着」を調べた

21日の日本テレビ番組「NEWS ZERO」で見出しに「新着」という表現があった。速報の意味なのだろうと推察。そこで、ふと「新着」という言葉が使われ始めたのはいつなんだろうと思った。メールが普及する前に「新着」という言葉はあったのだろうか。…

肩書につかまる

僕が身を置くサークルは、3年生の1月上旬が引退期なのだが、その2週間後くらいに「新年会」と称して引退生を労う飲み会が行われる。 このとき、引退生の寄稿をまとめた小冊子が配られる。内容は、3年間の自身の活動を振り返ったものや、後輩へのメッセー…

先輩の言葉に興醒めした僕

所属する新聞サークルもついに代替わりの時期が来た。1月号の紙面製作を終えると同時に、3年生が引退した。僕ら2年生が最高学年になる。 これまでにないほど進捗が進まず、てんやわんやになりながら、なんとか紙面校正が終わり出稿を終えた。僕は校正の責…

淋しさは珍味

夜型の人間だから無駄に徹夜して家を出ることがよくある。きょうもそう。日の出まで1時間半もあるのに家を出た。自転車を出先に置きっぱなしにしてしまったので、歩いて駅まで行く。微妙に徹夜疲れを感じながら、冷え込みが厳しい夜明け前に30分弱歩くのはな…

きれいな街がのこす記憶

神戸市内の大学に通い始めた頃、高校・大学共通の先輩が飯に誘ってくれたことがある。キャンパスは六甲山の斜面に位置し、周りに学生街はない。駅まで下りてやっと店が出てくる。その時も先輩と2人で歩いて坂、というよりも山を下りた。先輩は地形観察が好…

ワーク・アンド・ライフ・バランスって何だ

高校1年の時に学生記者として報道に携わり始めてから、もう5年半が過ぎた。 僕は、報道をやる人間は四六時中報道のことを考えるしかない時期を経験すると思っている。いや、そういう時期を経験しないような記者は、記者としての感性に欠ける。全うに報道を…

四六時中、言葉遊びをしていたい

最近「おはようペレストロイカ」という言葉の語感にハマっている。架空のラジオ番組のタイトルのつもり。ペレストロイカだけでも気持ちいいけど、頭におはようが付くことでさらに気持ちいい。ラジオ番組はたいていパーソナリティーの冠が付く。ペレストロイ…

学生記者のやりきれなさ

インカレの新聞サークルで学生記者をしている。インカレと言ったが、厳密に言えば各大学の新聞部の連合体という感じ。各大学の新聞として発行し、1面と最終面は各大学ローカルの話題を扱い、中面は関西の大学全体のニュースを伝える共通紙面となっている。僕…

兄弟船が聞きたい

先日友人と喋っていて一つの結論に達した。「西野カナは天才だ」というものである。 西野カナといえば恋人に会いたくて震えたかと思ったら、数々の無理難題を恋人に要求してくる女性シンガー。モテない男の立場からすれば、もはや狂気だ。 以前勤めていたコ…

視線の裏の気苦労に思いを馳せて

昔、といっても1年半前くらいだけど、サークルの先輩が「部内恋愛は良いよ」と言ってきたことがある。曰く「お互い事情が分かるから」と。報道という実務的な活動をしている都合上、新聞の入稿期には多忙を極めるし、なんだかんだで時間のやりくりには知恵…

クラスのアイドル

「クラスのイケてる女子」の中にもいろいろあって、彼氏を取っ替え引っ替えしてるような人もいれば、男子が健全なあこがれを抱く対象としての女子というのもいたな、とふと思った。 僕の高校時代にも、可愛らしくて気配り上手で、リーダー的な存在ではないけ…

大泣きする仲間たちと、泣けない僕

僕は女の人が泣いているのを見るのが苦手だ。と書くとキザなように見えるが、僕がどうすればいいかわからなくなってしまうだけのことである。 先日もそういう場面に際した。サークル旅行の宴会場で一部の女性陣が集団で大粒の涙を流していた。さすがに本人た…

報ステのキャスターに求められる資質を考えてみる

テレビ朝日「報道ステーション」のキャスターを務める古舘伊知郎さんが24日、来年3月で番組を降板すると発表しました。氏の手腕には賛否両論ありましたが、局の顔として、ニュースキャスターの代表格として大きな存在感を持っていたことに間違いはなく、…

遠くなり行く「青春」の幻影が交錯したとき

学生記者をやっているものだから、関西圏のあちこちの大学に行く機会がある。先日、とある大学へ赴き、監督として映画を製作した学生の話を聴いた。その学生は僕の高校の同期だった。同期どころか、報道部で一緒に活動していた仲間だった。上映会のあと、僕…

泥酔した男の実直さを眺めた話

先日、サークルの旅行で山陰を訪ねた。松江の旅館を拠点に、鳥取・米子・松江・出雲の名所を一通り回る旅だった。しかし、サークルの旅行なんてものはどこに行って何をするかが問題ではない。夜、どんな話をするかこそが学生風情の醍醐味である。旅館の1階…

街角はいつでも人いきれ

26日のTOKYO FM「山下達郎 JXグループ サンデーソングブック」は「SONGS」特集だった。「ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY」を発端にSugar Babe前史から「SONGS」のA面を網羅する濃い内容だ。 この特集のなかで山下達郎は『DOWN TOWN』が元々、ザ・キングトーンズ…

いまの高校生は優秀なんだなあ

先日、高校で授業をやってきました。といっても、教育実習ではありませぬ。ボランティアで特別授業をやってきたんです。今回はその様子について書ける範囲で。雨の中、母校で何の授業をしたかと言うと、ずばり、「取材の仕方」 。報道部時代、一応、各地に取…

やたら飛びたがる天声人語

新聞には定型というものがあります。記事の並び順、文体、用語、見出しの付け方などなど。きょうはちょっと特殊な定型の話です。 波照間に水の大切さを学ぶ天声人語 大学の授業で何か調べ物をして発表する必要があり、僕は、ある課題を設定して1980年代…

また、地元について考える

自宅の最寄り駅の前にコンビニがある。スナック菓子を棚からとってレジに持ち込むと、応対した店員に見覚えがある。名札を見ると、名前も確かに見たような記憶が。思い出した。中学のとき、塾で同じクラスにいた女子、もとい今では立派な女性だ。学校は違っ…

車内の異形の存在と僕

大回り乗車の旅というのをやった。本来、運賃は乗車距離に応じて計算される。しかし、JRの都市近郊区間では、運賃計算の特例として、乗車区間のなかに重複がない限りどのような経路を通っても同じ運賃で目的地まで行くことができるというものがある。「一筆…

歯科ヴァージンを捨てた話

僕にはいろいろな短所がありますが、『人は見た目が9割』なんていう本が出るくらいなので、最大の短所は外見です。なかでも歯並びはガタガタなので、ごく親しい友達からそれでイジられることもあります(ごく親しいからネタで済むけどそこまで親しくないや…