また夢ンなるといけねえ

成績不振の大学生が書く、日記とかメディアの話とか。幾度となく開設しては閉鎖してを続けてきた我がブログ遍歴。今度は末永く続くように。

きょうも生きています #33

 ▽とある事情で自費出版の書籍製作のお手伝いを引き受け、原稿の校閲作業をしている。短い原稿だけど、とても重く力のある文章で、できるだけ手を加えたくない。だけど読者には補足が必要かも、という部分も。さあどうしよう。

 ▽今年も山下達郎のライブを見に行けることに。あと3カ月はこれを楽しみに生きていくことになりそう。

 ▽身動きが取れなくて、周りが自分を通り過ぎていくような感覚がある。回遊しないと死んでしまうのに、泳ぎ続ける力が失われていくような。そういう、堂々巡りの思考が常に頭の中の割合を占めて、イヤホンを着けて音楽なりラジオなりを聴いていないと押し切られてしまう、そんな強迫観念がここのところ続いている。めまいのよう。

 (2018.4.23)

きょうも生きています #32

 ▽ビールを飲みながらつまむジャイアントコーンはなぜこんなにうまいのだろう。ロングシフトを3連勤こなした後のちょっと淋しい日曜夜。酒気を帯びた、ちょっと情けない自分に酔う。と、この文章を入力していて「酒気」が「しゅけ」でなく「しゅき」だったことに気付いた。元校閲担当としてこれは本当に情けない。

 ▽聴取率調査週間のTBSラジオ菊地成孔の粋な夜電波」は、古谷有美水野真裕美両アナウンサー出演のラジオコント。聴いていたらなんと阿南京子さんも登場! タイムフリーで改めて録音して永久保存にする。

 ▽言葉は人を救うことがある。僕も救われた経験が何度かある。だけど、僕はそんな言葉を知らない。かと言ってノンバーバルなコミュニケーションも不得手。そもそも自分の言葉は求められているのだろうか。自分の言葉を一番欲しているのは、他でもなく自分なのかもしれない。たちが悪い自覚はある。

 (2018.4.22)

きょうも生きています #31

 ▽AdobeのTypekitでUD黎ミンを入手。懐の広い明朝だけに長い文章に使うのが適しているのかはよく分からないが、何かに生かしたい。

 ▽野球報道には「背信投球」なる言葉があるらしい。最初はゾッとしたが、これは多分見出しに取るための字数削減の末の表現だというだけで、期待に応えられなかった程度のニュアンスだとは思う。だけど「監督を裏切った」なる表現まで目にした。プレーの結果をすぐに人間関係に転写してアジる書きぶりが野球報道では目立つ。好きになれない。

 ▽テレビ東京ワールドビジネスサテライト」のテーマ曲が春からアレンジされたが、前衛的なアレンジで、正直しっちゃかめっちゃかな印象すら。何気なく見ていて流れると脳がかき回されるような感じがする。

 (2018.4.20)

オチがない話

 「気を張らなくて済むようになったよな」という同期の言葉が一番的を射ているように思った。1月に引退した報道サークルで仕事を協働することの多かった同期は院進志望だから、留年予定の僕同様、就職活動はしていない。今はそれぞれ進路に関する多少の不安はありつつも、まずはモラトリアムを生きている。

 サークル時代は確かにほんとうの意味での息抜きなどできなかった。いつも頭の片隅にはサークルの仕事があり、ルーティンとしてネタ探しや抜かれチェックがあり、もし何か重要ダネが見つかったらすぐに対応するという状況だった。

 しかも良い意味でも悪い意味でも繊細な心を持つ部員ばかりだから、仕事の進め方や頼み方、頼まれ方を巡る衝突は計り知れない。前出の同期はまさに取材編集の指揮を取る立場だったから、かなり心を砕いたことだろうと思う。

 確かに気は張らなくなった。だけどじゃあ生活が楽しさ満点かと言えば、そうでもない。自分の時間が増えてある程度心のゆとりは増えたが、何かしっくりこない部分がある。

 思えばサークル時代の悩み、つらさは具体的なものだった。後輩とのコミュニケーションがうまくいかない、取材が苦手、校閲に粗が出てしまう、やる気が起きない──。具体的な悩みは共有することができる。彼も含めてよく同期連中とは飲みに行ったりラーメンを食いに行ったりして、日頃の鬱憤を晴らし合った。

 今あるのは漠然とした不安だ。進路に関すること、自らの性質に関すること、過去をどう清算するかということ。極めて抽象的な象限の話で、なんともうまく言葉にできない。

 僕はずっと考え続けているけど、端的に何に悩んでいるのかすらよく分からない。ある側面から見たときに、その断片が見えることがあり、それをこのブログで書き綴ったり、話のネタとして友達と飲むときにしゃべったりはするが、それはあくまでも断片でしかない。

 言葉にできないものを打ち明けるのは難しい。ましてや日頃顔を突き合わせるようなことはもう減った同期との飲み会である。漠然とした話よりも、具体的な話のほうが盛り上がるし、実際飲み会自体は本当にとても楽しい。楽しくしゃべっているうちに、その場では悩みとかは吹っ飛んでいる。

 ふと解散してから、悩みがまたぶり返して禅問答が始まる。そんな感じだ。

 もともと僕はずっとイヤホンを付けて音楽なりラジオなりを聴くことが多いけれど、最近はイヤホンを付けていない時間は、どうもこの禅問答から逃れなくなってきた。人と話しているときは大丈夫だが、講義中とかアルバイト中は結構厳しいものがある。時々もう考えるのがつらくなったせいなのか、徒歩移動中のときは、何かのフレーズを反復して、気付いたらそれが声に出ていて自分でも驚くことが増えてきた。

 澱のごとく積もった何かが、頭の一定割合を常に占めて、ディスクのクリーンアップもデフラグもしていないパソコンの挙動がおかしくなるかのように、自分でも何をしているのか分からなくなる。

 ただ逃避の時間が本当に愛おしい。音楽も、ラジオも、そして会話も。今もイヤホンで、DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN「REPORT FROM IRON MOUNTAIN」をループ再生しながらこれを書いている。

 オチが思いつかないままここまで書いてしまった。まあ要は何が言いたいのかっていうと、飲み会が本当に楽しかった、ってだけの話なんですけど。

きょうも生きています #30

 ▽3限が教員の時間割勘違いのため急遽休講に。空き時間で宿題と読書に勤しんだ。

 ▽読んでいる本は塩田武士著「騙し絵の牙」。大泉洋をモデルに当て書きしたメディアミックス前提の小説だけあって、テンポは良く楽しく読める。しかし時事性が高い記述も多く、既に決まっている映画化もかなり急がないと旬が過ぎてしまわないかとやや不安。

 ▽夜は報道サークル時代の同期、先輩と飲み会。お互い変わらず就活もせず大学に通い続ける面々。モラトリアムを謳歌する楽しさと、隠し切れない焦燥感と。でも現役当時の気を張り続けた状態に比べれば純粋に楽しい酒だった。

 (2018.4.17)

きょうも生きています #29

 ▽午前、授業が終わりアルバイト先へ向かう道中、何度となく繰り返し聴いているTBSラジオ菊地成孔の粋な夜電波」のベスト・オブ・ソウルバー菊に出てくる椎名純平「世界」の初オンエア回を、やんごとなき手段で入手。少々暗い気分だったが、菊地さんの語りの後になじみのはずのあのカッティングギターのフレーズが流れて、鳥肌が立ち、もやもやが吹っ飛ぶような感激があった。山下達郎「SPARKLE」。

 ▽夕方。もう一つのアルバイト先で新人研修。サークルの後輩に仕事を教えていたが、まるでやる気がない。ないだけならいいけど、平然と口に出す。職場だから苦言の言い方はかなり抑えたが、極めて不快だった。プロの社員さんを前に失礼である。

 ▽そのサークル、新歓への参加者数はまずまずで健闘しているらしい。あとは受け入れる側の体制だなと思うが、あんなやる気のなさを見せられたらこちらも手を貸そうとは全く思えない。他山の石としたい。

 (2018.4.16)

きょうも生きています #28

 ▽朝日新聞の夕刊コラム「素粒子」に珍しく見出しが付く。「●新『政官』すごろく」の題だが、正直付ける必要もなかった内容である。

 ▽競馬新聞老舗「競馬ニホン」がきょう発売の15日付分をもって休刊。記念に購入したが、競馬に全く明るくないせいで書いている内容はさっぱり分からない。普段と違うのは休刊の社告と、題字そばに「86年間ありがとうございました」の文字列くらいのようで、なんともさっぱりした幕切れだった。

 ▽熊本地震2年。だけど発生時刻に黙祷中継をする在京局はなし。夕刊もトップは米英仏のシリア攻撃に持って行かれた。震度7を2度受けてなお、この扱い。ニュースバリューが勝手に下がったのではなく、社会が下げてしまったのだと思う。

 (2018.4.14)